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オサナイユウタ@阿佐ヶ谷36番街

バンド、音楽制作、雑記。

津軽弁翻訳「口の減らない家のかが」

津軽弁


 

「口の減らないうちの嫁」

 

俺の嫁は「口から生まれてきたんじゃねえねか?」っていうくらい減らず口をたたく。若い時に捨てられた犬みたいに可哀想な顔をしてたから、人助けのつもりで嫁にもらったけど、それが間違いの元。

43年も経てば、こんなに人は変わるんだろうか?

「雨止んだよ、お母さん」と言えば、「見ればわかるわよ、私もまだ目見えるから!」

洗濯物を取り込んでいたので「乾いたのか?」と聞けば「乾いたから取り込んでるんだよ!乾いてなかったらまだ干してるわ!」

「今日父の日だよな?」と言えば「だから何?なんか買ってほしいの?あんた私の父親じゃないでしょ?」

家に電話して「俺だ(わだ)」って言えば「どちらの和田さんですか?」

「夫婦でも嫌になれば箸の上げ下げから、同じ部屋で空気吸うのも嫌になるって言うよなー。」と言ったら「それが今の私よ!」って言うし…。

 思い余って「(お前は)違う人と一緒なれば良かったな!」って言うと「あなたは私だから今までもったのよ、他の人だったらとっくに出て行っていなくなってるわよ!」

「お前それほど俺に負けたくないのか?」と言ったら「誰に負けてもあなたにだけは負けたくない!」…だってよ。

「お前…結婚したばっかりの頃思い出してみろよ。…もう少し素直になれねえか?」と言ったら「♪こ〜んな女に〜誰が〜した〜」と歌い出す始末。

「ああ、この先俺はどうなるんだろう。死ぬまで減らず口たたかれて暮らしていくんだろうなあ…」

「大丈夫すぐ死ぬから!」